「今月もなんとか返せた…」
私は心臓の鼓動をバクバク
感じながら、その日も、
祖母の遺産を握り締め、
コンビニのATMの前にいました。
高卒で何の資格も、
手に職も持たない私は
このままじゃ将来まずいと思い、
ネットで情報をあさりまくり、
「ワンクリックで月収100万円」
「一日5分のコピペで不労所得」
など、
怪しい文句に踊らされ
いくつもの情報教材を
購入してきました。
メルマガ塾
アメリカ輸入輸出転売塾
中国輸入転売塾
無在庫転売ツール
メルマガアフィリ塾
ブログアフィリノウハウ
アダルトアフィリ塾
仮想通貨で稼ぐ塾
etc...
次々に購入しては
結果を出すことができない日々。
気づけば、ネットビジネスで
600万円近い借金を作って、
貯金もゼロという、
かなり笑えない状況に陥りました。
バイトの給料日は
借金の返済日に変わり、
利息分を返済するので精一杯で
元金が全く減らず、
借金の総額は、複利で
みるみる膨れ上がっていました。
毎月の返済額は20万円以上
あったので、手取り13万円の
バイト給料で足りるはずもなく
転売で稼いだ分を
返済に充てていました。
といっても、カードの
20万程の利用枠を
転売で現金化していた
というイメージです。
それでも足りない時は、
別の消費者金融から
借りて返すの自転車操業。
それでも足りない時は、
大好きだった祖母の
遺産に手を出し、
「少し借りるね…」と、
使ってはいけないお金に
手を出す始末。
そんな辛い状況を、
誰にも相談することが
できませんでした。
当然、親になんか話せない。
小さい時から何不自由なく
育ててくれた両親に、
600万円の借金があって
貯金もゼロとか
死んでも言えなかった。
悲しませたくなかったんです。
そんなある時、父親から、
「ちょっとうち、
お金なくて厳しいんだ。」
って言われたんです。
お金に不自由はない家だと
思ってたので、
それを聞いたときは
ショックでした。
でも、それを聞いても、
何もしてあげることが
できないんです。
お金がない。
貯金もない。
あるのは多額の借金だけ。
だから、
なにもしてあげられない。
自分の無力さとか、惨めさで
すごくしんどかったんです。
で、母も仕事してたんですけど、
一日13時間以上働く
超ハードワークを、
何年もやってたんです。
55歳すぎまでやってたと思います。
そしたら、ある時、急に倒れて、
結果、原因不明の糖尿病と
診断されたんです。
母がなったのは1型の糖尿病で
体の中でインスリンが
作られなくなっちゃう難病です。
毎日自分でインスリンの注射を
打たないといけないんですよね。
一日4回。
毎日自分のお腹に注射してるんです。
もうなんか、痛々しくて
自分で注射打ってるところとか
見たことあるんですけど、
ショックですよね。
これが、働きすぎが原因で
糖尿病になっちゃったのであれば、
もし、私がちゃんと就職したり、
もしくはネットビジネスで
もっと早くに結果をだして、
両親を楽させてあげてれば、
こんなことにはならなかったのかな
って思うと、悔しいし、
申し訳ないし、情けない思いで
いっぱいですよね…
もう自分が惨めすぎて
生きてる理由もわからず、
「苦しまずに死ぬ方法って
あるのかな…」
って、本気で、
何度も何度も考えました。
そんな私にも大切な人がいました。
でも、借金があるから
いいプレゼントとか
あげられなかったんです。
それでもプレゼントあげて
喜んでもらいたいじゃないですか。
出かけたり、
美味しいもの食べたり
したいじゃないですか。
でもお金がない。
それを彼女に言えない。
心配させたくなかったんで。
嫌われたくもなかったから。
だから記念日とか大切な日には
消費者金融から借金して
プレゼント買ったり
出かけたりとかもしてたんです。
自分が惨めで惨めで
大嫌いでした。
借金してると
一緒にいても、何をしてても
支払いのことばっかりが
頭に浮かんでくるんです。
返済日が1ヶ月の間に
4日あったので、
あの日までにお金用意して、
次はあそこの返済日だから、
んーなんとかギリギリ足りるな…
来月の返済は何日からだから、
バイトの給料を前給して
間に合わせて…。
みたいな、
10年以上こんな状態でした。
まじで。
こんなんだから、
精神的に病みまくりですよね。
それで
うつ病になって
毎日精神安定剤飲んだり
持病のアトピーが悪化して、
定規で血だらけになるまで
掻き毟ったりとか、
もう、
ほんとうに
精神的に苦しい時期
っていうのがあったんです。
そんなある時、
バイトから家に帰ると
一枚の黒い封筒が
届いていました。
それは、某ASPからの
ダイレクトメールでした。
いつもはこういうのがきても
中身を確認せず
破り捨てるところなんですが、
その時の私は、
手洗いうがいも忘れ、
(コロナ前のお話しです。)
封筒の中の手紙を
必死に読みあさっていました。
この瞬間が、
私の人生を大きく変えた
ターニングポイントでした。
そこには、
「情報販売を利用した稼ぎ方」
が書かれていました。
封筒の中にあった
QRコードからラインに登録し、
送られてくる講義を
ひたすらに学びました。
学びを深め、
実践に移すことにした私は、
以前関係のあった、
転売教材作成者の方の
お手伝いをさせていただく
ことになりました。
勉強した要素を少し
彼の教材に取り入れたところ、
売り上げゼロだったのが
みるみる売れ出しはじめ、
初月でいきなり
127400円の売り上げ
になったのです。
それから、
いろいろな教材作成者の方、
整体院を経営されている方などの
お手伝いをさせていただき、
日給で80万円という金額も
いただけるようにまでなりました。
もれなく
業績向上、問題解決に
貢献させていただき
現在に至ります。
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